专利摘要:

公开号:WO1992002487A1
申请号:PCT/JP1990/000970
申请日:1990-07-30
公开日:1992-02-20
发明作者:Seiichi Sato;Kiyoshi Kawamura;Yosio Takahashi;Koichiro Watanabe;Sadahiro Shimizu;Tomio Ohta
申请人:Kowa Co., Ltd.;
IPC主号:C07D295-00
专利说明:
[0001] 明 細 ¾
[0002] 発明の名称
[0003] 新規な ジア ミ ン化合物及びこれを含有する脳保護剤
[0004] 技術分野
[0005] 本発明は新規な ジア ミ ン化合物又はその酸付加塩及びこれを 含有する脳保護剤に関し、 更に詳細には優れた脳保護作用を有 し、 種々の脳機能障害の改善あるいは進展を防止する医薬と し て有用な ジア ミ ン化合物又はその酸付加塩及びこれを含有する 保護剤に関する。
[0006] 背景技術
[0007] 近年、 老齢人口の増加に伴い、 種々の脳機能障害を有する患 者が増加しつつある。 かかる脳機能障害の具体例と しては、 脳 出血、 脳梗塞、 クモ膜下出血、 一過性脳虚血発作、 脳血管障害 等に伴う脳機能障害などが挙げられる。 そ して当該機能障害の 原因は、 主に脳血流量の低下、 血中の酸素不足、 低血糖等の代 謝障害などである と考え られている。
[0008] 従来、 このよ う な疾患の治療剤は、 その原因に着目 したもの が多く 、 脳虚血に伴う後遺症、 脳血管性痴呆などを対象疾患と し、 脳循環改善剤、 脳代謝改善剤、 脳機能改善剤、 血小板凝集 抑制剤などに属する ものが臨床に応用されている。 と こ ろで、 最近前記脳機能障害治療剤と して、 その原因を問わず、 虚血ぁ るいは低酸素から脳を保護 し、 当該脳機能障害の改善あるいは 進展を防止する薬剤、 すなわち脳保護剤が注目 されている。
[0009] しか しながら、 従来の脳機能障害の治療剤は、 その臨床的効 果が充分でないばかりでな く 、 そのほとんどが経口投与用の薬 剤であるにもかかわらず、 動物実験において単回経口投与で明 確な脳保護作用を示さない。
[0010] 従って、 臨床において優れた効果を示 し、 かつ経口投与可能 な脳保護剤の開発が望まれていた。
[0011] かかる実情において、 本発明者らは上記課題を解決すべく 鋭 意研究を行った結果、 後記一般式 (I)で表わされる新規な ジァ ミ ン化合物又はその酸付加塩が俊れた脳保護作用を示すこ と、 また当該作用は経口投与によっても確実に現われる こ とを見出 し本発明を完成した。
[0012] 発明の開示
[0013] 本発明は、 ..次の一般式 (I)
[0014]
[0015] 〔式中、 R!、 R2、 R3、 R4、 R5及び R6は同一又は異な つ て、 水素原子、 ハロゲン原子、 水酸基、 低級アルキル基、 低 級アルコキ シ基、 低級ァ シルォキ シ基、 低級アルコキシカル ボニルォキシ基、 低級アルキルスルホニルォキシ基又はア ミ ノ 基を示し、 このう ち低級アルキル基及び低級アルコキシ基 はハ ロ ゲ ン原子又はフ ヱニル基で置換されていて もよ く 、
[0016] R7及び R8は同一又は異なって低級アルキル基を示すか、 両 者が結合 して炭素数 1 ~ 4 のアルキ レ ン基を示 し、 A及び A' は同一又は異なって、 単結合、 一 0—、 —NH—、 一 NHC0→、 - C0NH―、 一 NHC00→、 一 NHC0NH―、 — SO 2 NH—又は— COS— を示 し (—は Y又は Y' との結合を示す) 、 Y及び Y'は同一 又は異なって、 低級アルキレ ン基又は低級アルケニ レン基を 示す〕
[0017] で表わされる ジア ミ ン化合物又はその酸付加塩、 及びこれを有 効成分と して含有する脳保護剤を提供する ものであ る。
[0018] 本発明化合物 ( I ) は優れた脳保護作用を有 し、 安全性が高く、 しかも経口投与によって も強い作用を発揮するこ とから脳保護 剤と して有用である。
[0019] 発明を実施するための最良の形態
[0020] 本発明化合物 (I ) において、 R 3 〜 R 8の示す低級アルキル基 と しては、 炭素数 1 〜 6 の ものが好ま し く 、 メ チル基、 ェチル 基、 n-プロ ビル基、 イ ソプロ ビル基な どが特に好ま しい。 R , 〜 R 6が示す低級アルコキ シ基、 低級ァ シルォキ シ基、 低級ァ ルコキ シカルボニルォキ シ基及び低級アルキルスルホ二ルォキ シ基中のアルキル部分と しては、 上記と同様に炭素数 1 〜 6 の ものが好ま し く 、 ハロゲン原子と しては、 フ ッ素原子、 臭素原 子、 塩素原子な どが好ま しい。 ま た、 Y及び Y 'が示す低級ァ ルキ レ ン基及び低級アルケニ レ ン基と しては炭素数 1 〜 8 の直 鎖も し く は分枝鎖のものが好ま しい。
[0021] 本発明化合物 (I ) の う ち特に好ま しい ものの具体例と して、 例えば次の一般式 ( I ' ) で表わされる ものが挙げられる。
[0022]
[0023] 〔式中、 R ~ R 6'は低級アルコキシ基を示す〕
[0024] 本発明化合物 ( I ) は、 例えば次に示す (1) ~ (9)のいずれかの 方法によ って製造する こ とができ る。
[0025]
[0026] 〔式中、 Xはハロゲン原子、 メ シルォキシ基又は ト シルォキ シ基を示し、 1^〜 1 3、 R7、 R8、 A及び Yは前記と同 じ〕 方法 (1)は、 化合物(π)とエチ レ ン ジア ミ ン誘導体(m)を反 応させる こ とによ り、 本発明化合物 (IV)を製造する方法である c こ の方法 (1)は本発明化合物 (I)の う ち、 R 、 R2、 R3、 A 及び Yが、 各々 R" R5、 Res A'及び Y'と同一であ る化合 物 (IV)の製造に適用でき、 A ( A' )及び Y ( Y' )の種類には制限 はない。
[0027] 反応は適当な溶媒中、 好ま し く は塩基の存在下に室温乃至 200°C、 数分乃至 10時間で進行する。 このと き用い られる溶媒 と しては、 ジェチルエーテル、 ジォキサ ン、 テ ト ラ ヒ ドロ フ ラ ン等のエーテル類 ; ク ロ 口ホルム、 ジク ロルメ タ ン、 四塩化炭 素、 ベ ンゼン、 ト ルエ ン等の炭化水素類 ; メ タ ノ ール、 ェタ ノ ール、 n-ブロノ ノ ーノレ等のァノレコーノレ類 ; ビ リ ジ ン、 ジメ チル ホルムア ミ ド、 ジメ チルスルホキサイ ド、 水などが挙げられる。 塩基と しては、 炭酸ナ ト リ ウム、 炭酸カ リ ウム、 水酸化ナ ト リ ゥム、 水酸化カ ルシウ ム等の無機塩基 ; ト リ ェチルァ ミ ン、 ジ イ ソ プロ ビルェチルァ ミ ン、 ジ -t-ブチルァ ミ ン、 ジメ チルァ ミ ノ ピ リ ジ ン、 ビロ リ ジノ ピリ ジ ン等の有機塩基などが挙げら れる。
[0028]
[0029] ( I )
[0030] 〔式中、 〜 、 A、 A'、 Y、 Y'及び Xは前記と同 じ〕 方法 (2)は、 化合物(Π)と ジァ ミ ン誘導体(V)を反応さ せる こ とによ り、 本発明化合物 (I)を製造する方法である。
[0031] こ の方法(2)は、 目的物であ る化合物( I )の種類にかかわ ら ず適用でき る。 反応は前記方法 (1) と同様の条件で進行する。
[0032] (3ノ
[0033] Y-0H
[0034]
[0035] (VHI)
[0036] 〔式中、 〜 、 R7、 R8及び Yは前記と同 じ〕
[0037] 方法(3)は フ エ 二ルイ ソ シァネー ト 誘導体(VI)と ジ ヒ ドロキ シァ ミ ン類 (W)を反応させ、 ウ レタ ン結合を有する本発明化合 物(VIII)を製造する方法であ る。 こ の方法(3)は、 本発明化合物 (I)の う ち 、 R!、 R2、 R3及び Y 力 各 々 R5、 R6及 び Y'と 同一であ り 、 A及び A'がー NHC00—であ る化合物(珊)の 製造に適用でき る。
[0038] 反応は化合物(VI)と化合物(W)を方法(1)と同様な溶媒、 好 ま し く は炭化水素類中、 50〜 200 °Cで 10分〜 5 時間加熱撹拌す る こ と によ て進行する。 原料のフ エ二ルイ ソ シァネー ト誘導 体 (VI) は例えば対応するベ ンゾィ ルハロゲナイ ドにァ ジ化ナ ト リ ゥムを作用させるこ とによって得られる。
[0039] (4)
[0040] R,
[0041] (VI ) (K )
[0042]
[0043] ( )
[0044] 〔式中、 〜 、 A'、 Y及び Y'は前記と同 じ〕
[0045] 方法(4)は、 フ エ 二ルイ ソ シァネ ー ト誘導体(VI)とアルコ ー ル類 (Κ) を反応させる こ とによ り、 本発明化合物 (X) を製造す る方法であ る。 こ の方法(4)は、 本発明化合物( I )の う ち、 A がー NHC00—であ る化合物(X)の製造に適用でき る。 反応は前 記方法 (3) と同様な条件で進行する。
[0046] ' (以下余白) Y-C00H
[0047]
[0048] (X Π )
[0049]
[0050] ( X I )
[0051] 〔式中、 1^〜 1^3、 R7、 Re及び Yは前記と同 じ〕
[0052] 方法 (5)は、 ア ミ ン類(XI)と カ ルボ ン酸類(ΧΠ)を反応さ せる こ と によ り 、 本発明化合物 ( )を製造する方法であ る。 こ の方 法 (5)は、 本発明化合物 (I)のう ち 、 R2、 R3及び Yが各々 R6、 Re及び Y'と 同一であ り 、 A及び A'がー NHC0—で ある化合物 (M) の製造に適用でき る。
[0053] 反応は一般のペプチ ド合成で用い られている酸ア ミ ド結合形 成反応を適用する こ とができる。
[0054] すな わ ち 、 (a)遊離のァ ミ ン (XI)と遊離のカ ルボ ン酸(ΧΠ)を 縮合剤の存在下で反応さ せる方法、 (b)遊離のァ ミ ン (XI)と 力 ルボン酸 (M) の反応性誘導体を反応させる方法、 (c)ァ ミ ン (XI) の反応性誘導体と遊離のカルボン酸 (ΧΠ) を反応させる方法な ど を適用でき る。 方法(a)に於ける縮合剤と しては、 例えばジ シ ク ロへキ シルカ ノレボ ジィ ミ ド、 N , N ' -ジス ク シ ンィ ミ ジルカル ノく メ 一 ト 、 N , N ' -カ ルボ二ル ジィ ミ ダゾ一ル、 ジフ エニルホス ホ リ ルァ ジ ドなどを利用でき る。 反応条件は用いる縮合剤によ つて異なるが、 例えばジ シク ロへキシル力ルボジィ ミ ド^用い る場合には、 溶媒中でカルボン酸 ( ) と ジ シ ク ロへキ シルカル ポジイ ミ ドとを反応させ、 これにァ ミ ン (XI) を加えて- 30〜 1 00 てで数時間乃至数日間撹拌する こ と によって反応は終了する。 こ の と き用い られる溶媒と しては、 前記方法(1)で述べた もの な どが挙げ られる。 方法(b)に於けるカルボン酸( )の反応性 誘導体と しては酸ハライ ド、 酸無水物、 混合酸無水物、 活性ェ ス テル、 酸ア ジ ドな どが挙げられる。 方法(c)に於けるァ ミ ン (XI) の反応性誘導体と しては、 イ ソ シアナー ト、 ホスフ ァ ゾ化 合物な どが挙げられる。
[0055]
[0056]
[0057] ( X V )
[0058] 〔式中、 R 3 R 8は、 Y、 Y '及び A 'は前記と同 じ〕
[0059] 方法 (6)はァ ン類(XI)と カ ルボ ン酸類(S7)を反応さ せ る こ とによ り本発明化合物 を製造する方法である。 こ の方法(6) は本発明化合物 ( I ) のう ち、 Aがー NHC0→である化合物 (XV) の 製造に適用でき る。 反応は方法(5)と同様な条件で行う こ とが でき る。
[0060] (以下余白) Υ-Χ
[0061]
[0062] (X VI)
[0063]
[0064] ( X VI )
[0065] 〔式中、 R! ~ R3、 R7、 R8、 Yおよび Xは前記と同じ〕 方法 (7)は ァ ミ ン類 (XI)と 化合物 (XVI)を反応さ せる こ と に よ り 、 本発明化合物 (XVII) を製造する方法である。 この方法(7) は 、 R2、 R3及び Y が各々 R" R5、 R6及び Y'と 同一で あ り 、 A及び A'がー NH—であ る化合物(XVII)の製造に適用で さ る。 .
[0066] 反応は 、 ァ ミ ン類 (XI)と 化合物 (XVI)を方法(1)で述べた と 同様な溶媒中、 -30〜 200eCで 1 〜20時間撹拌する こ とによ って 行なわれる。
[0067]
[0068] R2 A"- Υ- Ν Ν- Υ-Α 厂
[0069] R7 R3
[0070] ( X X ) 〔式中、 Bは C0X'、 S02X' (こ こ で X 'はハロゲン原子を示す) 又は NC0を示し、 A''は一 C0NH→、 一 S02NH—又は一 NHC0NH— を示 し、 R ~ R3、 R7、 R8及び Yは前記と同 じ〕
[0071] 方法 (8)は化合物 (XVI)と ア ミ ン類 (XDOを反応 さ せ る こ と によ り 、 本発明化合物 (XX) を製造する方法である。 この方法 (8)は 、 本発.明化合物 (I)の う ち R】、 R2、 R3及び Yが各々 R" R5、 R6及び Y'と 同一であ り 、 Α及び A'がー C0NH―、 一 S02NH→又は一 NHC0NH—であ る化合物(XX)の製造に適用で き る。
[0072] 反応は化合物 (V1D)と ァ ミ ン類 (XIX)を方法(1)で述べた と 同 様な溶媒中、 -30〜 10 (TCで 10分〜 10時間撹拌する こ と によ り 行 なわれる。
[0073] (9)
[0074]
[0075] ( X X Π )
[0076] 〔式中、 1^〜 1 8、 Α'、 Α·'、 Y、 Y'及び Βは前記と同 じ〕 方法 (9)は化合物 (XII)と ァ ミ ン類 (XXI)を反応 さ せ る こ と によ り 、 本発明化合物 (ΧΧΠ) を製造する方法である。 こ の方法 (9)は、 本発明化合物 (I)のう ち、 Αがー C0NH―、 一 S02NH—又 は一 NHC0NH—である化合物 (ΧΧΠ) の製造に適用でき る。 反応は方法 (8) と同様の条件で行う こ とができ る。
[0077] 前記 (1)〜 (9)の方法で化合物 ( I ) を製造する に際 して、 式中 の ~ R6にァ ミ ノ基を含む場合は、 対応する二 ト ロ化合物で 各反応を行った後、 このニ ト ロ基を常法で還元する こ とによ つ て目的物を得る こ とができ る。 また、 R 〜 R 6の水酸基、 低級 ァ シルォキシ基及び低級アルコキシカルボ二ルォキシ基は常法 によ り相互に変換するこ とができ る。
[0078] 得られた本発明化合物 (I ) の分離、 精製は常法によ って行う こ とができるが、 塩交換、 溶媒抽出、 ク ロマ ト グラ フ ィ ーなど を適宜組合せて行うのが好ま しい。
[0079] 上記の如く して得られる本発明化合物 ( I ) は、 必要に応じ、 常法によ り酸付加塩とする こ とができる。 酸と しては、 硫酸、 塩酸、 硝酸、 リ ン酸、 臭化水素酸等の無機酸 ; 酢酸、 乳酸、 コ ハク酸、 酒石酸、 リ ンゴ酸、 マ レイ ン酸、 ク ェ ン酸、 フマール 酸、 メ タ ンスルホ ン酸、 トルエンスルホ ン酸等の有機酸などが 挙げられる。
[0080] かく して得られた本発明の化合物 ( I )又はその酸付加塩は、 優れた脳保護作用を示 し、 しかも毒性の低い化合物である。
[0081] 本発明化合物 (I ) を医薬と して使用する場合には適当な賦形 剤、 担体、 希釈剤などを用いて、 錠剤、 カブセル剤、 顆粒剤、 粉末剤、 注射剤、 坐剤等の剤形と して経口又は非経口的に投与 する こ とができ るが、 経口投与の剂形が特に好ま しい。 これら の製剂化は、 自体公知の方法によってな し得る。 例えば経口投 与用製剤は、 本発明化合物 ( I ) をデンプン、 マ ンニ トール、 乳 糖等の賦形剤 ; カルボキシメ チルセルロースナ ト リ ゥ厶、 ヒ ド 口キシブ口 ビルセルロース等の結合剤 : 結晶セルロース、 カル ボキ シメ チルセルロースカルシウ ム等の崩壊剤 ; タルク、 ステ ァ リ ン酸マグネ シウム等の滑沢剤 ; 軽質無水ゲイ酸等の流動性 向上剤等を適宜組み合せて処方する こ と によ り製造するこ とが でき る。
[0082] 本発明化合物 ( I ) は年令、 症状等によ っても異なるが、 通常 1 日 10〜 3 , 00 Omgを 1 ~ 3回に分けて経口投与するのが好ま し い。
[0083] 実施例
[0084] 次に実施例を挙げて本発明を更に詳細に説明する。
[0085] 実施例 1
[0086] N, N ' -ビス - [4 - ( 3 , 4 , 5-ト リ メ トキ シフ エ二ル)ブチル]ホモ ピ ペラ ジ ン · 2塩酸塩の製造 :
[0087] 1-ク 口ル- 4- (3, 4, 5-ト リ メ ト キ シフ ェ ル)ブタ ン 7.5g、 ホモ ビべラ ジ ン 1.3g、 炭酸カ リ ウム 4.5g及びヨ ウ化カ リ ウ ム 5.3gを ジメ チルホルムア ミ ド 42mflに加え、 100。Cで 1 時間撹拌した。 反応液を食塩水に注ぎ、 酢酸ェチルで抽出 した。 酢酸ェチル層 を希塩酸で抽出 し、 水層を酢酸ェチルで洗浄 した後、 水酸化ナ ト リ ウ ムで塩基性と して、 エーテルで抽出 した。 エーテル層を 食塩水で洗浄し、 乾燥した後、 溶媒を留去し、 残渣をシ リ カゲ ルカ ラ ム ク ロマ ト グラ フ ィ 一で精製する と遊離塩基 4.7gが得ら れた。
[0088] この ものを常法によ り塩酸塩と し、 メ タ ノ ール一エーテルよ り再結晶する と、 融点 191〜 194°C (分解)の目的物 3.2gが得られ た。
[0089] 'H-N RCCDCfi 3) ; δ
[0090] 2.60 (4Η , br.t, J=8Hz) 3.82 (6H, s)
[0091] 3.86 (12H, s)
[0092] 6.37 (4H, s)
[0093] IR( Br) ; cm— 1
[0094] 1587. 1238 , 1122
[0095] 実施例 2
[0096] Ν,Ν'-ビス- [(E)-4-(3,4,5 -卜 リ メ トキ シフ エニル) -3-ブテニ ル]ホモ ピペラ ジ ン ' 2塩酸塩の製造 :
[0097] (E) -4- (3, 4 ,5-ト リ メ トキ シフ ユ二ル) -3-ブテニルブロ ミ ド 1.37gを用い実施例 1 と同様に反応、 処理して、 遊離塩基 619mg を得た。 こ の ものを常法によ り塩酸塩と し、 ジォキサンーェ一 テルにて沈澱させる と、 淡黄色無晶形の目的物 534mgが得られ
[0098] 7 o
[0099] ^-NMRCCDCfls) ; δ
[0100] 3.80 (6Η, s),
[0101] 3.88 (12H. s)
[0102] 6.53 (2Η, d. J=15.6Hz)
[0103] 6.76 (4H. s)
[0104] IR(KBr) ; cm""1
[0105] 1580 , 1502 , 1451 , 1416
[0106] 実施例 3〜 8
[0107] 上記実施例 1又は 2の方法を用いて下記の化合物を製造 した。 k施例 3
[0108] Ν,Ν' -ジメ チル- -ビス-[3-(3,4,5-ト リ メ トキ シフ ヱニル 力ルバモイ ル)プロ ビル]エチ レ ン ジア ミ ン . 2マ レイ ン酸塩 融点 : 159〜: L61eC ^-NMRCCDCfi 3 + DMSO-de) ; δ
[0109] 2.68 (6H, s)
[0110] 3.76 (6H, s)
[0111] 3.80 (12H, s)
[0112] 6.27 (4H, s)
[0113] 6.96. (4H,s)
[0114] IR(KBr) ; cm-1
[0115] 1690 , 1615 , 1412, 1123
[0116] 実施例 4
[0117] N , N ' -ビス -[4 - ( 3 , 4 , 5-ト リ メ トキシフ ヱニル)ブロ ビル]ホモ ビベラ ジ ン ' 2マ レイ ン酸塩
[0118] 融点 ; 137〜 139°C
[0119] ^-NMRCCDCll 3) ; δ
[0120] 3.81 (3Η, s)
[0121] 3.84 (6H , s)
[0122] 6.26 (4H, s)
[0123] 6.39 (4H, s)
[0124] IR(KBr) ; cm"1
[0125] 1587 , 1497 , 1124 , 861
[0126] 実施例 5
[0127] Ν,Ν' -ビス- [(Z)-4-(3,4 ,5-卜 リ メ トキ シフ エ二ル) -3-ブテニ ル]ホモ ビべラ ジ ン · 2塩酸塩
[0128] 無晶形粉末
[0129] JH - NMR(CD30D) ; δ
[0130] 3.78 (6Η, s)
[0131] 3.95 (12H. s) 6.49 (2H, d, J = 10Hz)
[0132] 6.55 (4H, s)
[0133] IR(KBr) ; cm一1
[0134] 1577 , 1502 , 1456
[0135] 実施例 6
[0136] N . N ' -ビス - [ 3 - ( 3 , 4.5 - 卜 リ メ ト キ シベ ン ゾィ ルチオ)ブロ ビ ル]ホモ ビべラ ジ ン · 2塩酸塩
[0137] 融点 : 214〜216°C (分解)
[0138] 3H-NMR(CDCfi 3) ; δ
[0139] 2.61 (2Η, m)
[0140] 3.95 (18H, s)
[0141] 7.24 (4H, s)
[0142] IR(KBr) ; era"1
[0143] 1650. 1583 , 1449 , 1410
[0144] 実施例 7
[0145] N , N ' -ジメ チル -N , N ' -ビス - [ 3- ( 3.4.5 - 卜 リ メ ト キ シベ ン ゾィ ルチオ)プロ ビル〕エチ レ ン ジァ ミ ン · 2塩酸塩
[0146] 融点 ; 193〜 195 C
[0147] ^-NMRCDMSO-de) δ
[0148] 2.87 (6H, s)
[0149] 3.79 (6H, s)
[0150] 3.88 (12H , s)
[0151] 7.18 (4H, s)
[0152] IR(KBr) ; cm"3
[0153] 1661 , 1584 , 1231 1124
[0154] 実施例 8 Ν,Ν '―ビス - [5_(3 , 4 , 5 -ト リ メ ト キ シフ エニル)- Ν-ベンチル] ホモ ビぺラ ジ ン · 2塩酸塩
[0155] 無晶形粉末
[0156] ュ H_NMR(CD30D) ; <5
[0157] 2.60 (4H, t , J=7Hz)
[0158] 3.70. (6H , s)
[0159] 3.80 (12H. s)
[0160] 6.49 (4H, s)
[0161] IR(KBr) ; cm -1
[0162] 1585, .1503 , 1455 , 1420
[0163] 実施例 9
[0164] Ν,Ν' -ビス - [3-(3,4,5-ト リ メ ト キ シフ エ二ルカルバモイ ル) ブロ ビル]ホモ ビベラ ジ ン ' 2マ レイ ン酸塩の製造 :
[0165] Ν-[3-(3,4 ,5-ト リ メ トキシフ ヱ二ルカルバモイ ル)プロ ビル] ホモ ビぺラ ジ ン 7.2g、 炭酸カ リ ウ ム 2.8g及びヨ ウ化カ リ ウ ム 3.4gを ジメ チルホルムア ミ ド lOmfiに加え、 70°Cで撹捽 しながら 1-ク ロ ル -3- (3,4, 5-ト リ メ トキ シフエ二ルカ ルバモィ ル)プロ パン 5.7gを加え、 同温で 30分撹拌し、 更に 80eCで 30分撹拌 した。 更に、 上記のク ロル化合物 5.9g及び炭酸力 リ ゥム 2.8gを加えて 80°Cで 30分撹拌した。 反応混合物を酢酸ェチルに溶解し、 水洗 した後希塩酸で抽出 した。 水酸化ナ ト リ ウムで塩基性と した後、 ク ロ 口ホルムで抽出 し、 ク ロ口ホルム層を水洗、 乾燥 した後、 溶媒を留去 して粗生成物 20.1 gを得た。 これを シ リ カゲルカ ラ ムク ロマ トグラ フ ィ ーで精製した後、 常法によ り 、 マ レイ ン酸 塩し、 メ タ ノ ール一エーテルよ り再結晶する と、 目的物 5.5gが 得られた。 融点 ; 181〜 184。C
[0166] JH-NMR(CDCfi a + D S0-d6) ; δ
[0167] 3.77 (6Η. s)
[0168] 3.83 (12H, s)
[0169] 6.27 (4H, s)
[0170] 6.99 (4H , s)
[0171] IR(KBr) ; on一1
[0172] 1644 , 1505 , 1229 , 1124
[0173] 実施例 10
[0174] N-[5-(3,4,5-ト リ メ ト キ シフ エ ニル)ペ ン チル] -Ν'- [3- (2,6- ジ メ チノレ- 4 -ヒ ド ロキ シ フ エニリレカ ノレバ'モ イ ノレ)ブロ ビル ]ホ モ ビべラ ジ ンの製造 :
[0175] 1 - [ ( 3 , 4 , 5 -ト リ メ ト キ シ フ ヱ ニル)ペ ンチル ]ホモ ビベラ ジ ン 1. Og及び 1-ク 口 ノレ- 3— (2.6-ジメ チノレ -4-ヒ ドロキ シフ エ二ルカ ルバモイ ル)プロパ ン 1.4gを用い、 実施例 9 と同様に反応、 処 理して目的化合物 0.6gを得た。
[0176] 油状物
[0177] 】H-瞧(CDCfl 3) ; δ
[0178] 2.08 (6Η, s)
[0179] 2.84 (9H, s)
[0180] 6.35 (2H, s)
[0181] 6.42 (2H, s)
[0182] IR(CHCfia) ; cm-1
[0183] 3320, 1652 , 1588 , 1401
[0184] 実施例 11
[0185] N-[5-(3,4 ,5-ト リ メ ト キ シフ エ二ル)ベ ン チル]— N'-[3-(4-ァ セチルォキ シ -2 , 6 -ジメ チルフ エ二ルカル ノ モイ ル)ブロ ピル] ホモ ピベラ ジ ン . 2マ レイ ン酸塩の製造 :
[0186] 実施例 10で得られた化合物を常法によ り シユウ酸塩と した後、 無水酢酸及びピ リ ジンを用いてァセチル化した。 常法によ り ジ マ レイ ン酸塩と し、 エタ ノ ール一エーテルよ り再結晶する と 目 的物 4.8gが得られた。
[0187] 融点 ; 85〜89°C (分解)
[0188] 'H-N RCCDCC a + MSO-de)
[0189] 2.19 (6H, s)
[0190] 2.27 (3H, s)
[0191] 3.80 (3H, s)
[0192] 3.85 (6H. s)
[0193] 6.27 (4H, s)
[0194] 6.79, 6.39 (各 2H, s)
[0195] IR( Br) ; cm -1
[0196] 1750 , 1207 , 1121 , 872
[0197] 実施例 12
[0198] Ν,Ν'-ビス -[4- (3,4,5-ト リ メ トキシフ エ二ル)ォキシブチル] ホモ ビぺラ ジン · 2マ レイ ン酸塩の製造 :
[0199] 1 - [4- (3, 4,5-ト リ メ トキシフ ニル)ォキシプチル]ホモビぺ ラ ジ ン 711mg及び卜ブロム - 4 -(3, 4, 5-ト リ メ 卜キシフ エニル)ォ キ シブタ ン 818mgを用い、 実施例 9 と同様に反応処理して遊離 塩基 785呢を得た。 こ の ものを常法によ り、 マ レイ ン酸塩と し、 メ 夕 ノ ール—エーテルよ り再結晶する と 目的物 959mgが得られ た。
[0200] 融点 ; 124〜 126て ^-NMRCCDCfi 3) ; δ
[0201] 3.78, 3.83 (各 9H, s)
[0202] 6.13 (4H, s)
[0203] 6.25 (4H, s)
[0204] 実施例 13〜 36
[0205] 上記実施例 9、 10、 11又は Πの方法を用いて下記の化合物を 製造した。
[0206] 実施例 13
[0207] Ν- [3-(3.4 , 5-ト リ メ トキ シフ エ二ルカ ルバモイ ル)プロ ビル] - Ν'-[3-(4-7セチルォキ シ -2 ,6-ジメ トキ シフ エ二ルカ ルバモイ ル)ブロ ピル]ホモ ビべラ ジ ン · 2 マ レイ ン酸塩
[0208] 無晶形粉末
[0209] ^-NMRCDMSO-de) ; 6
[0210] 2.25 (3H, s)
[0211] 3.60 (3H, s.)
[0212] • 3.70, 3.72 (各 3H, s)
[0213] 6.10 (4H, s)
[0214] 6.48, 6.97 (各 2H, s)
[0215] IR(KBr) ; cm"1
[0216] 175 , 1651 , 1123 , 997
[0217] 実施例 14
[0218] Ν-[3-(3 , 4 , 5- ト リ メ ト キ シフ ェニルカ ルバモイ ル)ブロ ピル〕 - Ν ' - [ 3 - ( 4 -ヒ ドロキ シ - 2 , 6 -ジ メ チルフ エ二ルカ ルバモイ ル)ブ 口 ピル]ホモ ビぺラ ジ ン
[0219] 油状物
[0220] ^-NMRCCDCfi 3) ; δ 2.05 (6H, s)
[0221] 3.79 (6H , s)
[0222] 3.80, C3H, s)
[0223] 6.36, 6.89 (各 2H, s)
[0224] 実施例 15
[0225] N-[3-(3 , 4 , 5-ト リ メ トキシフ エ二ノレカノレバモイ ル)ブロ ビル]― N'-[3-(4-ァセチルォキシ -2 , 6-ジメ チルフ ェニルカルバモイ ル) プロ ビル]ホモビペラ ジ ン
[0226] 油状物
[0227] ^-NMRCCDCfla) ; δ
[0228] 2.19 (6Hr s)
[0229] 2.27 (3H. s)
[0230] 3.80 (3H, s)
[0231] 3.83 (6H, s)
[0232] 6.78, 6.92. (各 2H, s)
[0233] ' IR(CHCfi 3) ; cm -1
[0234] 1749 , 1609 , 1223 , 1128 .
[0235] 実施例 16
[0236] N - [3-(3 ,4 , 5-ト リ メ トキシフ エ二ルカルバモイ ル)ブロ ビル] - Ν'-[3-[4-(2 -ト リ フルォロェ トキ シ) -2 ,6-ジメ チルフ エ二ルカ ルバモイ ル]プロ ビル〕ホモ ビぺラ ジ ン · 2マ レイ ン酸塩
[0237] 融点 ; 125〜 129eC (分解)
[0238] -麵(薦 0 - d6) ; δ
[0239] 2.11 (6Η, s)
[0240] 3.61 (3Η, s)
[0241] 3.73 (6H, s) 4.69 (2H, q, J=9Hz)
[0242] 6.10 (4H, s)
[0243] 6.78, 6.98 (各 2H, s)
[0244] IR( Br) ; cm -1
[0245] 3476 , 1662 , 1509. 1124
[0246] 実施例 Π
[0247] N-C3- (3 , 4 , 5-ト リ メ ト キ シフ エ二ルカ ノレバモイ ノレオキ シ)ブ 口 ビル] -Ν'- [3- [4 -(2 -卜 リ フルォ ロェ ト キ シ) -2.6 -ジメ チルフ ェニルカ ルバモイ ル]ブロ ビル]ホモ ビぺラ ジ ン · 2塩 S 塩
[0248] 無晶形粉末
[0249] 'H-NMRCDMSO-de) ; δ
[0250] 2.11 (6Η. s)
[0251] 3.60 (3Η. s)
[0252] 3.72 (6Η. s)
[0253] 4.70 (2Η, q, J=9Hz)
[0254] 6.79. 6.85 (各 2H, s)
[0255] IR(KBr) ; cm"1
[0256] 3398, 1716 , 1645 , 1605
[0257] 実施例 18
[0258] Ν,Ν'-ビス - [3-[4-(2-ト リ フ ルォ ロェ ト キ シ) -2,6-ジメ チル フ エ二ルカルバモイ ル]プロ ビル]ホモ ビぺラ ジ ン · 2塩酸塩 融点 : 231~ 233°C
[0259] -醒(薦 0 - d6) ; δ
[0260] 2.11 (12H, s)
[0261] 4.69 (4Η, q, J=9Hz)
[0262] 6.78 (4H , s) IR(KBr) ; cm"1
[0263] 3397, 1645 , 1277 , 1160
[0264] 実施例 19
[0265] N , N ' -ビス - [4 - ( 3 , 4 , 5 -ト リ メ トキ シフ エ二ルカルバモイ ル) ブチル]ホモ ビペラ ジ ン · 2マ レイ ン酸塩
[0266] 融点 ; 8〜 141°C
[0267] 'H-NMRCCDCfi 3 + DMSO-de) ; δ
[0268] 3.77 (6Η, s)
[0269] 3.84 (12H, s)
[0270] 6.26 (4H, s)
[0271] 7.01 (4H, s)
[0272] IR(KBr) ; cm"1
[0273] 3321 , 1684 , 1610 , 1124
[0274] 実施例 20
[0275] N-[3-(2 ,4 , 6-ト リ メ トキ シフ エ二ルカルバモイ ル)プロ ビル] - N ' - [ 3- ( 3.4 , 5-ト リ メ トキ シフ エ二ルカ ル ノ モイ ル)ブロ ビル] ホモ ビぺラ ジ ン
[0276] 油状物
[0277] ^-NMRCCDCfl 3) ; δ
[0278] 3.77, 3.80, 3.82 (各 6Η, s)
[0279] 6.09, 6.85 (各 2H, s)
[0280] IR(CHCfi3) ; cm"1
[0281] 1671 , 1604 , 1506 , 1129
[0282] 実施例 21
[0283] Ν,Ν' -ビス -[3- (2 ,4 ,6-ト リ メ ト キ シフ エ二ルカルバモイ ル) ブロ ビル]ホモ ビベラ ジ ン 油状物
[0284] ^-NMRCCDCC 3) ; δ
[0285] 3.78 (12H, s)
[0286] 3.80 (6H. s)
[0287] 6.14 (4H, s)
[0288] IRCCHCfl 3) ; on -1
[0289] 1668 , 1608 , 1507 , 1130
[0290] 実施例 22
[0291] N-[3— (4 -ァ セ チノレオ キ シ -2, 6 -ジ メ チノレフ ェ ニ ノレカ ノレバモ イ ル)ブロ ビノレ] -N ' - [ 3 - ( 2 , 4 , 6 -ト リ メ ト キ シ フ ェニノレカ ノレ ノくモ イ ル)ブロ ビル ]ホモ ビペラ ジ ン · 2マ レイ ン酸塩
[0292] 融点 ; 6(TC (分解)
[0293] ^-N RCCDCfl 3 + DMSO-de) ; δ
[0294] 2.18 (6Η, s)
[0295] 2.27 (3H, s)
[0296] 3.76 (6H, s)
[0297] 3.79 (3H, s)
[0298] 6.31 (4H, s)
[0299] 6.77, 6.12 (各 2H, s)
[0300] IR(KBr) ; cm'1
[0301] 3647, 1511 , 1361 , 1203
[0302] 実施例 23
[0303] ' N-[ 3- (4-ァ セ チルォキ シ -2 , 6-ジ メ チ ル フ ェ ニルカ ルバモイ ル)プ ロ ビノレ] -N ' -[3-(4-メ ト キ シ -2 , 6-ジ メ チルフ ェ ニルカ ル バモ イ ル)プロ ビル ]ホモ ビぺラ ジ ン · 2マ レ イ ン酸塩
[0304] 融点 ; 9(TC (分解) 'H-NMRCCDCfi 3 + DMSO-de) ; δ
[0305] 2.16 , I .18 (各 6H, s)
[0306] 2.28 (3H , s)
[0307] 3.76 (3H, s)
[0308] 6.30 (4H, s)
[0309] 6.59 ,. 6.78 (各 2H, s)
[0310] IR(KBr) ; cm -1
[0311] 3232 , 1750 , 1650 , 1576
[0312] 実施例 24
[0313] '-ビス -[3-(4-ァセチルォキ シ -2 , 6-ジ メ チルフ ヱ二ルカ ルバモイ ル)ブロ ビル]ホモ ビベラ ジ ン · 2 マ レイ ン酸塩
[0314] 融点 ; 8Q°C (分解)
[0315] 'H-N RCCDCfl 3 + DMS0-d6) ; <5
[0316] 2.20 (12H, s)
[0317] 2.29 (6H, s)
[0318] 6.29 (4H, s)
[0319] 6.79 (4H, s)
[0320] IR(KBr) ; cm -1
[0321] 3474 , 1750. 1655 , 1207
[0322] 実施例 25
[0323] N-[3-(2 ,4 ,6-ト リ メ トキ シフ ニ二ルカ ルバモイ ル)ブロ ビル] - ' -[3-(4-メ ト キ シ - 2 , 6-ジ メ チルフ ェニルカ ルバモイ ル)プロ tル]ホモ ビベラ ジ ン ' 2 マ レイ ン酸塩
[0324] 融点 ; 85て(分解)
[0325] 'H-NMRCCDCfi 3 + DMS0-d6) ; δ
[0326] 2.16 (6Η, s) 3.76 (6H, s)
[0327] 3.77, 3.80 (各 3H, s)
[0328] 6.28 (4H. s)
[0329] 6.14, 6.59 (各 2H. s)
[0330] IR(KBr) ; cm"1
[0331] 3338 , 1652 , 1591 , 1203
[0332] 実施例 26
[0333] N .Ν' -ビス [3-(4-メ トキ シ -2 , 6-ジメ チルフ ェニルカルバモィ ル)プロ ビル]ホモ ビペラ ジ ン
[0334] 融点 ; 158〜 161°C
[0335] 'H-NMRCCDCfi a + DMS0-d6) ; δ
[0336] 2.20 (12H, s)
[0337] 3.77 (6H, s)
[0338] 6.60 (4H. s)
[0339] IR(KBr) ; cm"1
[0340] 3268. 1647 , 1603 , 1149
[0341] 実施例 27
[0342] N-[3-(4 -メ トキ シ- 2 ,6-ジメ チルフ ェニルカルバモイ ル)プロ ビル] -N' -[2- (3, 4.5-ト リ メ ト キ シフ エニル)ェチル]ホモ ピべ ラ シ ン
[0343] 融点 ; 94〜96eC
[0344] ^ - NMR(CDCfi3) ; δ
[0345] 2.24 (6Η, s)
[0346] 3.80 (3Η, s)
[0347] 3.90 (9H, s)
[0348] 6.48, 6.71 (各 2H, s) IR(KBr) ; cm一1
[0349] 3302 , 1654 , 1587 , 1127
[0350] 実施例 28
[0351] Ν-[3-(4 -メ ト キ シ -2, 6 -ジ メ チルフ ェ ニノレカ ルノくモイ ノレ)ブ ロ ピル] -N' -[3-(3 ,4 , 5-ト リ メ ト キ シ フ エ ニル)プ ロ ビル]ホモ ピ ペラ ジ ン
[0352] 油状物
[0353] ^-NMRCCDCfi 3) ; δ
[0354] 2.19 (6Η, s)
[0355] 3.78 (3Η, s)
[0356] 3.86 (9Η, s)
[0357] 6.45. 6.66 (各 2Η, s)
[0358] IR(CHCfi 3) ; cm一1
[0359] 1650 , 1589 , 1232 , 1124
[0360] 実施例 29
[0361] N-[3-(4-ヒ ド ロ キ シ -2 ,6-ジ メ チルフ エ二ルカ ルバモィ ノレ)ブ 口 ビノレ] -N'-[3-(3 ,4 , 5-ト リ メ ト キ シフ エ二ノレカ ノレ ノ《モイ ル)プ 口 ビル ]ホモ ビぺラ ジ ン
[0362] 油状物
[0363] 'H-NMRCCDCfl 3) ; δ
[0364] 2.08 (6Η, s)
[0365] 3.82 (3H, s)
[0366] 3.83 (6H, s)
[0367] 6.34, 6.38 (各 2H, s)
[0368] IR(Film) ; cm"1
[0369] 3235, 1648 , 1235 , 1124 実施例 3 G
[0370] N-[3-(4-ヒ ドロキ シ— 2, 6-ジメ ト キ シフ エ二ルカ ル ノくモイ ル) ブ口 ピル〕- N' -[3- (2.4, 6-ト リ メ ト キ シフ ヱ二ルカルバモイ ル) プロ ビル]ホモ ビベラ ジ ン
[0371] 無晶形粉末
[0372] ^-NMRCCDCfl 3) ; δ
[0373] 3.64, 3.77 (各 6Η, s)
[0374] 3.79 (3H , s)
[0375] 5.88. 6.13 (各 2H. s)
[0376] IR(CHCCS) ; cm-]
[0377] 1656 , 1597 , 1153 , 1130
[0378] 実施例 31
[0379] N-[3-(4-ァセチルォキ シ -2 , 6-ジ メ 卜 キ シフ エ二ルカルバモ ィ ル)ブロ ビル] - [ 3- (2 , 4, 6 -ト リ メ 卜キ シフ エ二ルカルバモ ィ ル)プロ ビル]ホモ ビべラ ジ ン · 2マ レイ ン酸塩
[0380] 無晶形粉末
[0381] ^-NMRCCDCfi 3 + DMSO-de) ; δ
[0382] 2.26 (3Η, s)
[0383] 3.71 (12H, s)
[0384] 3.78 (3H, s)
[0385] 6.10 (4H, s)
[0386] 6.24. 6.51 (各 2H, s)
[0387] IR(KBr) ; cm一1
[0388] 3374 , 1755 , 1646, 1124
[0389] 実施例 32
[0390] N-[3- (4-ベ ン ジルォキ シ -2 , 6—ジ メ チノレフ エ二ノレカ ノレ ノくモイ ル)ブロ ビル]-}{'-[2-(3,4,5-卜 リ メ トキ シフ ヱニル)ェチル]ホ モ ピペラ ジ ン.
[0391] 油状物
[0392] ^-NMRCCDCfl 3) ; δ
[0393] 2.22 (6Η, s)
[0394] 3.86. (3Η, s)
[0395] 3.88 (6Η , s)
[0396] 5.06 (2Η, s)
[0397] 6.46, 6.78 (各 2H, s)
[0398] IR(CHCfi a) ; cm -1
[0399] 1661 , 1589, 1486 , 1461
[0400] 実施例 33
[0401] Ν-[3-(4-ベ ン ジルォキ シ -2 , 6—ジメ チノレフ エ二ノレ力ゾレノ《モイ ル)ブロ ビル]- -[5-(3,4,5-ト リ メ トキ シフ エ二ル) ぺンチ ル]ホモ ビぺラ ジ ン
[0402] 油状物
[0403] ^-NMRCCDCfi 8) ; δ
[0404] 2.22 (6Η, s)
[0405] 3.88 (9H, s)
[0406] 5.06 (2H, s)
[0407] 6.46, 6.78 (各 2H, s)
[0408] IR(CHCfi 3) ; cm-1
[0409] 1661 , 1589 , 1486 , 1461
[0410] 実施例 34
[0411] N-[3-(4-メ シルォキ シ -2.6-ジメ チルフ エ二ルカルバモイ ル) プロ ビル] -N '― [5— (3 , 4, 5—ト リ メ ト キ シフ エ二ル) -N-ベンチル] ホモ ビぺラ ジ ン
[0412] 油状物
[0413] ^-NMRCCDCfi 3) ; δ
[0414] 2.26 (6Η , s)
[0415] 3.36 (3Η, s)
[0416] 3.86 (3Η , s)
[0417] 3.90 (6Η, s)
[0418] 6.46 , 7.08 (各 2H, s)
[0419] IR(CHCfl 3) ; cm -1
[0420] 2924 , 1662. 1588 , 1476
[0421] 実施例 35
[0422] Ν -メ チル -Ν-[3-(3.4 , 5-ト リ メ トキ シフ エ二ルカル ノくモイ ル) プロ ビル ] -メ チル -Ν ' - [ 3 - ( 3 , 4 , 5 -ト リ メ ト キ シベ ンゾィ ル チォ)ブロ ビル]エチ レ ン ジァ ミ ン · 2 マ レイ ン酸塩
[0423] 融点 ; 137〜 139°C
[0424] ^-NMRCCDCfi a + DMSO-de) ; δ
[0425] 2.65, 2.76 (各 3Η, s)
[0426] 3.78, 3.90 (各 3H, s)
[0427] 3.83, 3.91 (各 6H, s)
[0428] 6.28 (4H, s)
[0429] 6.98, 7.19 (各 2H. s)
[0430] IR(KBr) ; cm— 1
[0431] 1660 , 1582 , 1355 , 1126
[0432] 実施例 36
[0433] N-[3-(3 ,4 , 5- ト リ メ トキ シフ エ二ルカルバモイ ル)プロ ピル] - N ' - [ 3 - ( 3 , 4 , 5 - 卜 リ メ ト キ シフ エニル)プロ ビル ]ホモ ビベラ ジ ン · 2 マ レイ ン酸塩 - 融点 : 89~91°C
[0434] ^-NMRCCDCfi a + DMSO-de) ; δ
[0435] 2.23 (3Η, s)
[0436] 2.16 (6H, s)
[0437] 3.78 (3H. s)
[0438] 6.24 (4H. s)
[0439] IR(KBr) ; cm -1
[0440] 175 , 1653 , 1616. 1123
[0441] 実施例 37
[0442] Ν,Ν' -ビス -[3- (4-ァ ミ ノ フ エ二ルカ ルバモイ ルォキ シ)プロ ビル]ホモ ビべラ ジ ンの製造 :
[0443] Ρ-二 ト ロべ ンゾイ ルク 口 リ ド : L gをァセ ト ン 22mflに溶解し、 氷冷撹拌下、 ア ジ化ナ ト リ ウ ムを水 5.2mflに溶解 した溶液を加 え、 同温で 1 時間撹拌した。 反応液より アセ ト ンを留去し、 残 渣にク ロ 口ホルムを加えて溶解して、 水洗 · 乾燥した後、 ク ロ 口ホルムを留去し、 粗成の酸ア ジ ド化合物を得た。 こ の ものに ト ルエ ン 20mfiを加え、 100°Cで 3 分間加熱した後、 Ν,Ν'-ビス- (3-ヒ ドロキ シブ口 ビル)ホモ ビべラ ジン 520mgを加え、 100°Cで 1時問撹拌した。 得られたニ ト ロ化合物を、 二塩化スズ及び塩 酸を用いて常法によ り還元する と、 目的物 507mgが得られた。
[0444] 無晶形粉末
[0445] ^-NMRCCDCfi 3) ; δ
[0446] 4.13 (4Η, t, J=6Hz)
[0447] 6.63, 7.14 (各 4H, d, J=9Hz)
[0448] IRCCHCfi 3) ; cm"1 3423 , 1710 , 1516 , 825
[0449] 実施例 38〜 45
[0450] 上記実施例 37の方法を用いて下記の化合物を製造 した。
[0451] 実施例 38
[0452] Ν,Ν' -ビス- [2-(3,4,5-ト リ メ トキ シフ エ二ルカ ルバモイ ルォ キ シ)ェチル ]ホモ ビベラ ジ ン · 2マ レイ ン酸塩
[0453] 融点 ; 140〜 143°C
[0454] ^-NMRCCDCfi a + CD30D) ; δ
[0455] 3.80 (6Η, s)
[0456] 3.84 (12H, s)
[0457] 6.28 (4H. s)
[0458] 6.80 (4H, s)
[0459] IR( Br) ; cm -1
[0460] 3472 , 1726, 1607. 1123
[0461] 実施例 39
[0462] Ν,Ν' -ビス - [3- (3 ,4 , 5-ト リ メ トキ シフ ヱ二ルカ ルバモイ ルォ キ シ)プロ ビル]ホモ ビペラ ジ ン
[0463] 油状物
[0464] Η-膽(CDC") ; δ
[0465] 3.82 (18H. s)
[0466] 4.24 (4Η, t , J=6Hz)
[0467] 6.72 (4H, s)
[0468] IRCCHCfi 3) ; cm"1
[0469] 3422 , 1725. 1604 , 1128
[0470] 実施例 40
[0471] N , N ' -ビス - [ 3 - ( 4 -ヒ ド ロキ シ - 3.5 -ジ メ ト キ シ フ エ二ルカ ル バモ イ ルォキシ)ブロ ビル ]ホモ ビべラ ジ ン
[0472] 無晶形粉末
[0473] 'H-N RCCDCfi 3) ; δ
[0474] 3.84 (12H, s)
[0475] 4.20 (4Η, t, J=6Hz)
[0476] 6.72.(4H, s)
[0477] IRCCHCfl 3) ; cm"1
[0478] 3518 , 3424 , 1720 , 1623
[0479] 実施例 41
[0480] -ビス-[3-(4-ェ トキ シカ ルボニルォキ シ - 3 , 5-ジメ トキ シフ ヱ二ルカルバモイ ルォキシ)ブロ ビル]ホモ ビペラ ジン
[0481] 無晶形粉末
[0482] ^-NMRCCDCfi 9) ; δ
[0483] 1.36 (6Η, t, J=8Hz)
[0484] 3.82 (12H, s)
[0485] 6.74 (4H, s)
[0486] IRCCHCfi 3) ; cm -1
[0487] 3425, 1757, 1720. 1616
[0488] 実施例 42
[0489] '-ビス-[3-[4-(2-ト リ フ ルォ ロェ ト キ シ)-3,5-ジメ トキ シフ エ二ノレカノレノくモイ ルォキシ)プロ ビル]ホモ ビべラ ジ ン · 2 融点 ; 211〜214°C (分解)
[0490] 'H-NMRCDMSO-de) ; δ
[0491] 3.74 (12H, s)
[0492] 4.36 (4Η, q, J = 10Hz) 6.88 (4H, s)
[0493] IR(KBr) ; cm"1
[0494] 3383 , 1728 , 1608 , 1127
[0495] 実施例 43
[0496] Ν,Ν'-ビス -[3- (4-フルオ ロ フ ェニルカ ノレバモイ ルォキシ)プ 口 ビル]ホモ ビベラ ジ ン · 2塩酸塩
[0497] 融点 ; 204〜 207eC (分解)
[0498] ^-NMRCDMSO-de) ; δ
[0499] 4.15 (4Η, br. t. J=6Hz)
[0500] 7.10〜 .30 (6H, m)
[0501] 7.60〜 7.80 (2H, m)
[0502] IR(KBr) ; cm -1
[0503] 3295. 1720, 1534 , 1230
[0504] 実施例 44
[0505] , -[3-(3-ァセチルォキ シ -4,5-ジメ ト キ シフ ェニルカルバ モイ ルォキシ)ブロ ビル]ホモ ビペラ ジ ン
[0506] 油状物
[0507] ^-NMRCCDCfi 8) ; 6
[0508] 2.30 (6H, s)
[0509] 3.78, 3.84 (各 6H s)
[0510] 6.66, 7.26 (各 2H d, J=2Hz)
[0511] IRCCHCfi 3) ; cm一1
[0512] 1761, 1726 , 1507 1193
[0513] 実施例 45
[0514] N.N'-[3-(4-Tセチルォキ シ -3 , 5-ジメ トキ シフ ヱ二ルカ ルノく モイ ルォキシ)プロ ビル]ホモ ビペラ ジ ン 無晶形粉末
[0515] JH -膽(CDCfi3) ; δ
[0516] 2.32 (6Η, s)
[0517] 3.80 (12H, s)
[0518] 4.24 (4H, t , J=6Hz)
[0519] 6.76 (4H, s)
[0520] IRCCHCfl 3) ; cm"1
[0521] 3425 , 1760 , 1727 , 1615
[0522] 実施例 46
[0523] N-[2-(3 , 4 , 5-ト リ メ ト キ シ フ エ 二 ソレカ ノレノ モ イ ノレオキ シ)ェ チル] -N' - [2- (4-ァセチルォキ シ -3 , 5-ジメ トキシフ ェニルカル ノ モイ ルォキ シ)ェチル]ホモピぺラ ジ ン · 2 マ レイ ン酸塩の製 造 :
[0524] N-[2- (3 , 4 , 5-ト リ メ ト キシフ エ二ルカルバモイ ノレォキシ)ェ チル] -N ' -[2-ヒ ドロキ シェチル)ホモ ビペラ ジ ン及び 4-ァセチ ルォキ シ - 3 , 5 -ジメ ト キべ ンゾィ ノレク ロ リ ドよ り 、 実施例 37の 方法で調製した酸ア ジ ド化合物 307mgを ト ルエ ン lOmflに加え、 100°Cで 1 時間撹捽した。 反応液よ り溶媒を留去 し、 シ リ カゲ ルカ ラ ム ク ロマ ト グラ フ ィ ー 〔溶出液 ; ク ロ 口ホルムー メ タ ノ ール(30 : 1〜20 : 1)〕 で精製して遊離塩基 519mgを得た。 これ を常法によ り マ レイ ン酸塩と し、 アセ ト ン一エーテルよ り再結 晶する と、 無色粉末晶の目的物 489mgが得られた。
[0525] 融点 ; 103〜 107°C (分解)
[0526] ^-NMRCDMSO-de) ; δ
[0527] 3.60 (3Η, s)
[0528] 3.70, 3.72 (各 6H, s) 6.14 C4H, s)
[0529] 6.85, 6.91 (各 2H, s)
[0530] IR(KBr) ; cm"1
[0531] 1728 , 1760 (肩) . 1607, 1222
[0532] 実施例 47〜 48
[0533] 上記実施例 46の方法を用いて、 下記の化合物を製造した。 実施例 47
[0534] N-[3-(3.4.5-ト リ メ ト キ シフ エ二ルカ ルバモイ ルォキ シ)ブ 口 ビル] -N'-[3-(3-ァセチルォキシ -4.5-ジメ 卜キ シフ エ二ルカ ルバモイ ルォキ シ)ブロ ビル]ホモ ピペラ ジ ン
[0535] 無晶形粉末
[0536] ^-NMRCCDCfi 3) ; δ
[0537] 2.31 (3Η, s)
[0538] 3.78, 3.80 , 3.85 (各 3Η, s)
[0539] 3.84 (6H, s)
[0540] 3.69 (4H, s)
[0541] IR(CHCfla) ; cu 1
[0542] 1760. 1725 , 1510 , 1196
[0543] 実施例 48
[0544] Ν- [3- (3.4 , 5 -ト リ メ ト キ シフ エ二ルカ ルバモイ ルォキシ)ブ 口 ビル] -Ν'-[3-(3-ヒ ドロキ シ -4 , 5-ジメ ト キ シフ エ二ルカルノく モイ ルォキ シ)ブロ ビル]ホモ ビペラ ジ ン
[0545] 無晶形粉末
[0546] ^-N RCCDCfi 3) ; <5
[0547] 3.80 (3H, s)
[0548] 3.83, 3.84 (各 6H, s) 6.48 (1H. d , J=2Hz)
[0549] 6.69 (3H , br. s)
[0550] IR(CHCfi 3) ; cm-1
[0551] 1723 , 1606 , 1508 , 1128
[0552] 実施例 49
[0553] ^-ビス -[2-(3,4 , 5-卜 リ メ ト キ シフ エ二ルカルバモイル) ェチル]ホモ ビペラ ジ ンの製造 :
[0554] N , N ' -ビス - (2-カ ノレボキ シェチル)ホモ ビぺラ ジ ン 852mgを ビ リ ジ ン 25mflに懸濁 し、 氷冷撹拌下、 塩酸のジォキサ ン溶液( 4 mmol/ ) 1 · 75τηΰを加え、 更にジシク ロへキシルカノレボジィ ミ ド 1.73gを加えて 0 °Cで 2時間搅拌した。 次いで 3.4 , 5-ト リ メ トキ シァニ リ ン 1.92gを加えて室温で一夜撹拌 した。 反応後、 析出 物を濾去し、 濾液を濃縮して、 これに希塩酸を加えて瑢解し、 酢酸ェチルで洗浄した。 水層を中和した後、 ク ロ 口ホルムで抽 出 し、 抽出液を水洗、 乾燥して溶媒を留去した。 得られた粗生 成物をシ リ カゲルを用いるブレパラティ ブ薄層ク ロマ トグラ フ ィ 一で精製し、 酢酸ェチルーエーテルよ り再結晶する と、 淡黄 色プリ ズム晶の目的物 216mgが得られた。
[0555] 融点 ; 135〜 137°C
[0556] U IUCDC ) ; δ 2.52 (4Η, t , J=6Hz)
[0557] 6.91 (4Η, s)
[0558] IR(KBr) ; cm"1
[0559] 1677 , 1603 , 1506 , 1234
[0560] 実施例 50
[0561] Ν,Ν' -ビス - [3- (3 ,4 , 5-ト リ メ トキシァニ リ ノ )プロ ビル]ビぺ ラ ジ ン · 4塩酸塩の製造 :
[0562] 3 , 4 , 5-ト リ メ トキ シァニ リ ン 1.83£及び^ -ビス -(3-ブ口厶 プロ ビル)ビペラ ジ ン 2.45gをメ タ ノ ール 2 Omfl、 ジメ チルスルホ キサイ ド 3 及び水 0.5τηΑの混液に溶解 し、 7 時問還流下に搅 拌した。 反応液を濃縮した後、 水酸化ナ ト リ ウムで塩基性と し、 ク ロ 口ホルムで抽出 した。 ク ロ 口ホルム層を食塩水で洗浄 し、 乾燥後溶媒を留去 した。 残渣を シ リ カゲルカ ラム ク ロマ ト グラ フ ィ 一で精製 し、 得られた遊離塩基を常法によって塩酸塩と し てメ タ ノ ール一エタ ノ ールよ り再結晶する と、 淡褐色プ リ ズム 晶の目的物 350mgが得られた。
[0563] 融点 ; 240〜 242て(分解)
[0564] 】H -讀(DMS0 - de) ; δ
[0565] 3.63 (3Η, s)
[0566] 3.78 (6Η. s)
[0567] 6.64 (2Η. br.s)
[0568] IR(KBr) ; cm-1
[0569] 3389, 1613 , 1506 , 1243
[0570] 実施例 51 .
[0571] 上記実施例 50の方法を用いて下記の化合物を得た。
[0572] Ν . IT -ビス - [ 3 - ( 3 , 4 , 5-ト リ メ トキ シァニ リ ノ )ブロ ビル]ホモ ビぺラ ジ ン · 4塩酸塩
[0573] 融点 ; 214〜 216て(分解)
[0574] ^-NMRCCDCfi 3 + DMS0-d6) δ
[0575] 3.79 (34H, br.s)
[0576] 7.08 (2H. br.s)
[0577] I (KBr) ; cm"1 3390 , 1612 , 1504 , 1243
[0578] 実施例 52
[0579] Ν, Ν'-ビス -[3- (2 , 4 , 6-ト リ メ ト キ シベ ンゾイ ノレア ミ ノ )プロ ビル]ホモ ビペラ ジ ン ' 2マ レイ ン酸塩の製造 :
[0580] Ν , Ν ' -ビス -( 3- t -ブ トキ シカ ルボニルァ ミ ノ プロ ビル)ホモ ピベラ ジ ン 13. lgをエタ ノ ール 136τιώに溶解し、 濃塩酸 26 , 8mfiを 加え 30分間還流した。 反応後減圧乾固し、 残留物をク ロ口ホル ムに溶解して乾燥後溶媒を留去した。 残留物をテ ト ラ ヒ ドロ フ ラ ンに溶解し、 セライ トを用いて濾過した後溶媒を留去した。 残留物を無水ど リ ジ ン 299mfiに溶解 し、 氷冷下に、 2,4,6-ト リ メ トキシ安息香酸 13.4gよ り常法によ り調製 した酸ク ロ リ ドを ベンゼン 44mfiに溶解した溶液を加え、 室温で 3時間撹拌した。 反応後、 溶媒を留去し、 残渣をク ロ 口ホルムに溶解し、 5 %酢 酸水溶液で抽出 した。 水層をク ロ 口ホルムで洗浄 した後、 炭酸 ナ ト リ ウムを用いて塩基性と し、 ク ロ 口ホルムで抽出 した。 ク ロロホルム層を水洗、 乾燥した後、 溶媒を留去して得られた粗 生成物を常法によ ってマ レイ ン酸塩と し、 エタ ノ ール一ァセ ト ンよ り再結晶する と、 目的物 6 · 7gが得られた。
[0581] 融点 ; 105~ lore (分解)
[0582] ^-NMRCCDCfi 3 + DMS0 - d6) ; 6
[0583] 3.78 (12H, s)
[0584] 3.83 (6H, s)
[0585] 6.23 (4H, s)
[0586] 6.10 (4H, s)
[0587] IR(KBr) ; cm-1
[0588] 3343 , 1605 , 1123, 861 実施例 53
[0589] Ν,Ν' -ビス - [3-(3 , 4, 5-ト リ メ ト キ シベ ンゼンスルホニルア ミ ノ )プロ ビル]ホモ ビぺラ ジ ン · 2塩酸塩の製造 :
[0590] 3 , 4, 5 - ト リ メ ト キ シベ ンゼンスルホ二ノレク ロ リ ド 65 Omgを用 い、 実施例 52と同様に反応、 処理する と遊離塩基 323mgが得ら れた。 こ の ものを常法によ り塩酸塩と し、 メ タ ノ ール一ェ一テ ルよ り再結晶する と無色粉末晶の目的物 320mgが得られた。
[0591] 融点 ; 223〜22 C (分解)
[0592] ^-NMRCDMSO-de) ; δ
[0593] 3.73 (6Η, s).
[0594] 3.85 (12H, s)
[0595] 7.09 (4Η, s)
[0596] IR(KBr) ; cm"5
[0597] 1591 , 1411 , 1315 , 607
[0598] 実施例 54
[0599] Ν,Ν' -ビス - [3-[3-(3,4,5 -ト リ メ ト キ シフ ュニル)ゥ レイ ド] プロ ビル]ホモ ビベラ ジ ンの製造 :
[0600] 3 , 4 , 5-ト リ メ ト キシベ ンゾイ ルク ロ リ ドよ り 、 実施例 36と同 様の方法で得られる酸ア ジ ド化合物 1.35gをジォキサ ン に 溶解し、 浴温 10(TCで 3時間加熱撹拌した。 室温に冷却後、 Ν,Ν'- ビス -( 3-ァ ミ ノ ブ口 ビル)ホモ ビペラ ジ ン 550mgを ジォキサ ン 5 に溶解 した溶液を加え、 室温で 2時間撹拌 した。 反応液よ り 溶媒を留去し、 残留物をアル ミ ナカ ラム ク ロマ ト グラ フ ィ ーで 精製 してガラス状の目的物 81 Omgを得た。
[0601] ^-N RCCDCfi 8) ; δ
[0602] 3.80 (18H, br.s) 6.76 (4H. s) ―
[0603] IRCCHCfi 3) ; cm-1
[0604] 3326 , 1655 , 1546 , 1127
[0605] 実施例 55〜58
[0606] 上記実施例 52、 53又は 54の方法を用いて下記の化合物を得た。 実施例 55
[0607] Ν,Ν' -ビス— [3-(3,4,5-卜 リ メ ト キ シベ ン ゾィ ルァ ミ ノ )プロ ビル ]ホモ ピぺラ ジ ン
[0608] 融点 ; 139〜 140。C
[0609] ^-NMRCCDCfl a) .; δ
[0610] 3.88 (18H. s)
[0611] 7.06 (4Η, s)
[0612] IR( Br) ; cm-1
[0613] 3255 , 1627 , 1581 , 1120
[0614] 実施例 56
[0615] , ' -ビス -[3-(4-ヒ ド ロ キ シ -3, 5-ジ メ ト キ シベ ン ゾイ ノレア ミ ノ )プロ ビル]ホモ ビべラ ジ ン
[0616] 融点 ; 205〜207で(分解)
[0617] aH-N R(DMS0-d6) ; δ
[0618] 3.80 (12H, s)
[0619] 7.20 (4Η, s)
[0620] IR(KBr) ; cm"1
[0621] 3370 , 1628. 1589 , 1116
[0622] 実施例 57
[0623] Ν,Ν'-ビス - [3-(ρ-ァ ミ ノ ベ ン ゾィ ルァ ミ ノ )プ ロ ビル ]ホモ ビ ベラ ジ ン 無晶形粉末
[0624] 'H-NMRCCDCfi 3) ; δ
[0625] 3.51 (4Η, q, J=5Hz)
[0626] 6.64, 7.62 (4H. d , J=9Hz)
[0627] IR(CHCfl s) ; cm一1
[0628] 1620 , 1497 , 1283, 837
[0629] 実施例 58
[0630] N .N' -ビス -[3-(2 ,4 ,6-卜 リ メ ト キ シベ ンゼンスルホニルア ミ ノ )ブロ ビル]ホモ ビベラ ジ ン
[0631] 無晶形粉末
[0632] ^-N RCCDCfi 8) ; δ
[0633] 3.02 (4Η. t, J=7Hz)
[0634] 3.88, 3.92 (合計 20H, s)
[0635] 6.21 (4H, s)
[0636] 実施例 59
[0637] N-[3-(3,5-ジメ トキ シ -4-ヒ ドロキ シベンゾィ ルァ ミ ノ )ブロ ビル ] -Ν'- [3- (3.4 ,5-ト リ メ ト キシベ ン ゾィ ルァ ミ ノ )プロ ビル] ホモ ビべラ ジ ンの製造 :
[0638] Ν- ( 3 -ァ ミ ノ ブ口 ビル) -Ν ' - [ 3- ( 3 , 4 , 5 -ト リ メ ト キ シベ ンゾィ ルァ ミ ノ )プロ ビル]ホモ ビベラ ジ ン 51 Om 及び 3 , 5-ジ メ ト キ シ- 4 -ェ ト キ シカ ルボニルォキ シベ ンゾイ ノレク 口 " ド 378mgを常法 によ り 反応さ せて ヒ ドロキ シ基が保護されたア ミ ド体 800mgを
[0639] 1^た
[0640] こ の ものをメ タ ノ 一ル llmflに溶解 し、 2N-水酸化ナ ト リ ウム 1.5mflを加え、 60°Cで 30分間撹拌 した。 反応後、 常法によ って 処理 して得 られた粗生成物 580mgをメ タ ノ ール—エーテルよ り 再結晶する と、 微黄色プリ ズム晶の目的物 50 Omgが得られた。 融点 ; 147〜 150°C
[0641] ^-NMRCCDCfl 3) ; 6
[0642] 3.90 (15H, s)
[0643] 7.10 (2H, s)
[0644] 7.12 (2H, s)
[0645] IR(KBr) ; cm -1
[0646] 3377 , 3267 , 1629 , 1119
[0647] 実施例 60〜 62
[0648] 上記実施例 59と同じ方法を用いて、 以下の化合物を得た。
[0649] 実施例 60
[0650] N— [ 3— ( 2 -ト リ フ ノレオ ロ メ チルベ ンゾィ ルァ ミ ノ )プロ ビル]一 N ' - [ 3 - ( 3.4 , 5 -卜 リ メ ト キ シベ ンゾィ ルァ ミ ノ )ブロ ビル]ホモ ビペラ ジ ン
[0651] 油状物
[0652] 'H-NMRCCDCfi 3) ; δ
[0653] 3.84 (3Η, s)
[0654] 3.90 (6Η . s)
[0655] 7.00 (2H . s)
[0656] IR(Film) ; cm-1
[0657] 3272 , 1639 , 1545 , 1123
[0658] 実施例 61
[0659] Ν- [ 3 - ( 2 , 6 -ジメ トキ シ- 4 -ヒ ドロキ シベ ンゾィ ルァ ミ ノ )プロ ビル] -N' -[3-(2 ,4 , 6-ト リ メ トキ シベ ンゾィ ルァ ミ ノ )プロ ビル] ホモ ビペラ ジ ン
[0660] 無晶形粉末 JH -画(CDC") ; δ
[0661] 3.74, 3.78 (各 6Η, s)
[0662] 3.81 (3H, s)
[0663] 6.22, 6.08 (各 2H, s)
[0664] IR(KBr) ; cm -1
[0665] 3400, 1605 , 1125
[0666] 実施例 62
[0667] Ν-[3-(4-Τセチルォキ シ -2 , 6-ジメ トキ シベ ンゾィ ルァ ミ ノ) プロ ビル] -Ν ' - [ 3- ( 2 , 4 , 6 -卜 リ メ ト キ シベ ンゾィ ルァ ミ ノ )ブ口 ビノレ]ホモ ビべラ ジ ン
[0668] 無晶形粉末
[0669] 'H-NMRCCDCfl 3) ; δ
[0670] 2.26 (3Η, s)
[0671] 3.77, 3.78 (各 6H. s)
[0672] 3.80 (3H, s)
[0673] 6.09, 6.30 (各 2H, s)
[0674] IRCCHCfi 8) ; cm一1
[0675] 1750, 1645. 1605, 1460
[0676] 実施例 63
[0677] N-[3-(3,4,5-卜 リ メ トキ シフ ェニルカルバモイ ノレ)ブロ ビル]- N'-[5-(3.4 ,5 -ト リ メ ト キ シフ エニル)ペ ンチル]ホモ ビペラ ジ ンの製造 :
[0678] N-(3-カ ルボキ シブ口 ビル) -Ν'- [5 -(3, 4, 5-卜 リ メ ト キ シフ ェ ニル)ベ ンチル]ホモ ビぺラ ジ ン 515mgを無水テ ト ラ ヒ ドロ フ ラ ン 1 OmiMこ溶解 し、 氷冷撹拌下に 3 , 4 , 5-卜 リ メ ト キ シァニ リ ン 268mg及びジシク ロへキシルカルボジィ ミ ド 30 lnigを加え、 室温 で一夜撹拌した。 反応後、 常法で分離、 精製する と、 油状物の 目的化合物 55 lmgが得られた。
[0679] ^-NMRCCDCfi 8) ; δ
[0680] 3.86, 3.88 (合計 18H. s)
[0681] 6.45, 6.95 (各 2H, s)
[0682] IRCCHCfl 3) ; cm-1
[0683] 1670 , 1602 , 1501 , 1430
[0684] 実施例 64〜 65
[0685] 実施例 63と同様に して下記の化合物を得た。
[0686] 実施例 64
[0687] Ν- [ 3 - ( 3.4 , 5—ト リ メ ト キ シフ エ二ルカノレバモイ ル)プロ ビル]— Ν'-[2-(3,4,5-ト リ メ トキ シフ エニル)ェチル]ホモ ビべラ ジ ン 油状物
[0688] 'H-NMRCCDCfl 8) ; δ
[0689] 3.94 (9Η, s)
[0690] 6.44 (2H, s)
[0691] 6.96 (2H, s)
[0692] IR(Film) ; cm一1
[0693] 1674. 1602 , 1541 , 1504
[0694] 実施例 65
[0695] N-[3- (4-ァセチルォキ シ -2 , 6-ジ メ チルフ ェニルカ ルバモイ ル)ブロ ビル] -Ν '-[2-(3 , 4 , 5-ト リ メ トキシフ エニル)ェチル]ホ モ ビベラ ジ ン
[0696] 油状物
[0697] 'H-NMRCCDCfi 3) ; δ
[0698] 2.24, 2.30 (合計 9Η, s) 3.92 C9H, s)
[0699] 6.50, 6.90 (各 2H, s)
[0700] IRCCHCfl 8) ; cm"1
[0701] 1749. 1665 , 1588 , 1418
[0702] 試験例
[0703] 上記実施例で得た本発明化合物 (I ) の う ち代表的な ものにつ き、 脳保護作用及び毒性を試験した結果は次のとおりである。
[0704] (a)抗ハイ ボキシァ作用
[0705] ①窒素負荷時の生存時間に対する作用
[0706] 体重 20〜 27gの ddY系雄性マ ウ スを 1 群 10匹と して用いた。 被験化合物を 0.5%メ チルセルロ ース懸濁液と して経口投与 (P. O . )して 60分後に、 腹腔内投与(i.p.)の場合は 30分後に低 酸素負荷をかけて生存時間を測定した。
[0707] 低酸素負荷は、 300mflの透明なプラ ス チ ッ ク製容器に動物 を 1 匹入れ、 これに窒素 95%と酸素 5 %の混合ガスを 80_fi / 時間の速度で流入し、 側壁の穴を通して容器外へ流出させた。
[0708] 生存時間は混合ガスの流入開始よ り呼吸運動が停止するま での時間と し、 無処置群の生存時間に対する%変化と して第 1 表に示した。
[0709] 統計処理は Mean-Whitney U testにより 行った。
[0710] (以下余白) 被験化合物 生存時間 (%)
[0711] (実施例番号) 3mg/kg , p .0. lOOmg/kg.p. o.
[0712] 1 94 69*
[0713] 9 131* 113
[0714] 11 125* 126
[0715] 52 141* 133*
[0716] 113(100mg/kg,i.p.)
[0717] イデべノ ン
[0718] 99(300mg/kg,i.p.)
[0719] 氺 : p<0.05
[0720] ②シア ン化力 リ ゥム投与後の生存時間に対する作用
[0721] 体重 23〜31gの ddY系雄性マウスを 1群 10匹用いた。
[0722] 被験化合物を 0.5%メ チルセルロ ース懸濁液と して経口投 与して 1 時間後に、 腹腔内投与の場合は 15分後にシア ン化力 リ ウ ム 3 mg /kgを尾静脈よ り 20秒間で投与 した。 シア ン化力 リ ウム投与開始より呼吸が停止するまでの時間を測定し、 無 処理群のそれに対する%変化を求めた。 結果を第 2表に示 し 十-
[0723] (以下余白)
[0724] 第 2表
[0725]
[0726] *: p<0.05
[0727] ( b)虚血性脳障害に対する作用
[0728] 約 10週令の Sic: ウ ィ スター系ラ ッ ト 1群 4 5匹を用いた。 エーテル麻酔下に動物の腹側頸部を正中線にて切開 した後、 両 側総頸動脈を剝離露出 し、 外科用縫合糸を用いて結紮 した。 結 紮 3.5時間経過後、 無麻酔下に血流の再開通を行った。
[0729] 被験化合物は頸動脈結紮前 60分及び 30分にそれぞれ 30mg/kg 皮下投与した。 対照と したイデべノ ンは 150mg/kgを同一条件で 腹腔内に投与した。 血流再開 72時間後の死亡率を第 3表に示 し た。
[0730] (以下余白) 第 3 表
[0731]
[0732] (C)急性毒性試験
[0733] 約 10週令の Sic: ウ ィ ス タ ー系雄性ラ ッ 卜 1群 5匹を用いた。 被験化合物を 5 %ァラ ビアゴム に懸濁して 300又は lOOOmg./kg経 口投与後 0.5、 1 、 2及び 4時間の各時期に行動観察を行い、 その後 3 日間動物を飼育し観察した。
[0734] 4の結果、 実施例 1 、 9 、 11及び 52の化合物は何れも 300及 び lOOOmg /kg経口投与によ って行動異常並びに死亡を認めなか つ τ乙。
[0735] 産業上の利用可能件
[0736] 本発明化合物 (I) は優れた脳保護作用を有し、 安全性が高く、 しかも経口投与によ って も強い作用を発揮するこ とから脳保護 剤と して有用である。 従ってこれを含有する医薬は、 脳出血、 脳梗塞、 クモ膜下出血、 一過性脳虚血発作、 脳血管障害に伴う 脳機能障害などの改善あるいは進展防止のために有効に使用で き る。
权利要求:
Claims
請求の範囲
一般式 (I)
〔式中、 R,、 R2、 Ra、 R* s R6及び Reは同一又は異な つて、 水素原子、 ハロゲン原子、 水酸基、 低級アルキル基、 低級アルコキシ基、 低級ァ シルォキシ基、 低級アルコキシ カルボニルォキシ基、 低級アルキルスルホ二ルォキシ基又 はア ミ ノ基を示し、 このう ち低級アルキル基及び低級アル コキシ基はハロゲン原子又はフ ヱニル基で置換されていて もよ く 、 R7及び Reは同一又は異な って低扱アルキル基を 示すか、 両者が結合して炭素数 1〜 4のアルキ レ ン基を示 し 、 A 及び A'は同一又は異な っ て、 単結合、 — 0—、 - NH- s - NHC0— - C0NH―、 - NHC00-* s 一 NHC0NH -、 一 S02NH→又は一 COS—を示 し (—は Y又は Υ·との結合を 示す) 、 Υ及び Y'は同一又は異な って、 低級アルキ レ ン 基又は低級アルケニレ ン基を示す〕
で表わされる ジア ミ ン化合物又はその酸付加塩。
2. —般式 (I) において、 R 、 R2、 R3、 R4、 R6及び 1^6カ《 低級アルコキ シ基であ り 、 R7及び R8が両者が結合した ト リ メ チ レ ンであ り 、 A及び A'が単結合であ り 、 Y及び Y'がテ ト ラ メ チレ ンである請求項 1 記載のジァ ミ ン化合物又はその 酸付加塩。
3. 請求項 1 記載の ジァ ミ ン化合物又はその酸付加塩を有効成 分と して含有する脳保護剤。
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